「英語で自分の意思を伝えることができている」という感触を得ることができました

いわゆる「使える英語」はロジックで理解することよりも、トレーニングをすることが重要だと以前より感じていました。その点で、まず、英語を毎日少しずつでもトレーニングするという習慣ができたことが一番良かったです。仕事が忙しいときなどでも、移動時間や待ち時間などの「隙間」を上手く活用すれば意外と時間は確保できるものだと気づきました。スピーチや単語を覚えることは、はじめは大変に感じましたが、2週間続けると精神的にも慣れてきて少しずつですが自分の成長が楽しく感じるようになりました。

語彙力やスピーチ力等、一歩ずつではありますが、確実に成果が出たなと実感いたしました。最終日のプレゼンテーションでは、「英語で自分の意思を伝えることができている」という感触を得ることができました。

ビジネスに限らず、スポーツや芸術の世界でも、これから日本のあらゆる活動は、グローバルな視点を持つことが当たり前になっていくと思います。私の現状の日々の仕事では、英語を使う機会はあまりないのですが、私の所属するデザイン業界も世界中のデザイナーやクリエーターと情報交換をしていく必要があると感じています。今回のクラスで英語を学んだことで、日本の優れている点、海外の優れている点を感度高くキャッチし、コミュニケーションをしていくためには継続して英語を学んでいきたいです。

副産物的によかったことですが、英語でプレゼンテーションを作成することで、自分のビジネスそのものを見直すことができました。日本語だと回りくどい説明になりがちなところが、英語で説明すると必然的にシンプルな思考と表現にまとまっていく感触がありました。これは自分の英語が堪能でないためにより平易な言葉を選ぶということと、英語という言語そのものがシンプルな構造であるために、(日本語のような中庸的な表現も含めた)言葉を尽くすことができず、「いい意味で」自分のプレゼンテーションを削ぎ落とすことができた感じです。これは自分でも想像していなかった効果でした。

デザイン会社経営 Sさん(男性)